バストのお悩みは人によって異なりますが、お腹や脚のマッサージはしていてもバストのホームケアをしているという方は少ないのでは？若々しいバストは美の象徴の１つ。そこで今回は自宅で出来るバストラインを若々しく保つ為に知っておきたいポイントとホームケア法についてご紹介致します。
理想的なバストについて
キレイなバストをキープするためのポイントとホームケアを知る前に、理想的なバストの形についてご紹介します。
理想的なバストの位置は、ブラジャーを外した状態でまっすぐ立ち、鎖骨のくぼみから両方のバストトップ（乳首）の位置を直線で結んだときに図のような正三角形が描けていること。１辺の長さは身長によりますが18cm～20cmが理想的です。バストの位置が垂れてくると鎖骨からバストトップにかけての長さが長くなる二等辺三角形に。バストトップまでの長さが長くなるとバストが離れた二等辺三角形になります。まずはご自身のバストの位置を鏡の前に立ちチェックしてみましょう。
バストの下垂する原因と対策
バストの下垂の原因は加齢・姿勢・筋肉の衰え・皮膚の衰え・靭帯の衰えと様々です。加齢による下垂の原因の中でも姿勢を正すこと、筋肉を鍛えること、皮膚にハリを与えることは年齢に関係なく自宅で出来るケアなので是非意識して日常に取り入れましょう。
大胸筋を鍛えてバストアップ
きれいなバストをキープするために特に鍛えたいのは大胸筋。日常の生活に大胸筋を鍛える運動を取り入れましょう。
①姿勢を正し胸の前で手のひらを合わせて合掌のポーズを取ります。肘を開いて手首から肘までは真っすぐに伸ばした状態で両掌のを内側に向かって力を入れて圧をかけて１０秒～２０秒キープします。出来る範囲から始めて、１０回を１セットとして１日３回を目安に行いましょう。この運動ならテレビを見ながらや入浴中でも出来るので是非！
②手の幅を肩幅より出来るだけ広めに大きく開いた状態での腕立て伏せが効果的。ゆっくりと１０回を１セットとして１日に３セットを目安に行いましょう。腕立て伏せが出来ない方は、膝をついた状態で行っても効果があります。
デコルテから腋のマッサージでバストアップ
また、バストを引っ張っているデコルテ周辺の皮膚にハリを与えることも効果的。皮膚のたるみ対策に効果のあるボディクリームなどを使用したマッサージを行うと特に良いです。お勧めはＳＯＴＨＹＳ ボディユースクリーム。べた付くことなく使用でき簡単なマッサージですぐに浸透し、皮膚にハリと保湿を与えてピンと張った滑らかな肌に導きます。
バストのマッサージはバストとバストの間は鎖骨のくぼみに向かって両手の平を交互に当ててゆっくりと動かします。
徐々にサイドへ移動しながらサイドは片手で鎖骨のくぼみへ向かって軽くさするようにマッサージします。
次に腋からバストトップの方向へ向かってしっかりとさするようにマッサージしましょう。反対側も同様に３～６セットずつ行います。
バストアップの鍵！クーパー靭帯
上記以外で気を付けたいのはを乳房を引っ張っているクーパー靭帯の切れや伸びに気を付けることが。残念ながらクーパー靭帯は筋肉のように鍛えることが出来ませんし、比較的細い靭帯なので切れやすく伸びやすい靭帯でもあります。更に一度切れたり伸びてしまった靭帯をもとに戻すこともできません。クーパー靭帯の主成分はコラーゲンの為、加齢と共に劣化します。ノーブラで過ごしり、激しい運動をしたりすると簡単に切れてしまいます。今以上のダメージを防ぐためにはナイトブラの使用や、日常生活でサイズの合ったブラの着用、ハリを与えるマッサージ、大胸筋を鍛えて靭帯への負担を減らすことが大切です。更にコラーゲンの材料である良質なたんぱく質の摂取を忘れずに！
バストが離れる原因と対策
バストが離れたいわゆる「離れ乳」の原因の多くは脂肪の移動。猫背や姿勢の悪さが原因で脂肪があるべき場所から背中や腋の方へ流れてしまうことによって起こります。ブラジャーを付けるとバストが寄るのは移動してしまった脂肪をブラのカップの中に正しく入れてホールド出来ているから。日頃から姿勢を正すことを意識して生活すれば脂肪の移動も少なくなり、離れ乳対策に！また、ブラジャーの選び方や付け方も大切なポイント。サイズの合わないブラや間違った付け方をしていると脂肪が移動しやすくなります。バストのサイズは加齢・体重の増減によって大きく変わるので、自分でブラを選ぶのではなくランジェリーショップの店員さんに選んでもらうことをお勧めします。
まとめ
いかがだったでしょうか？おざなりになりがちなバストケアも日常生活やマッサージ、姿勢の矯正やブラの選び方等に気を付けることで若々しいバストを保てますよ♪