今日から出来るベースメイクの崩れを防ぐ5つのポイント
ファンデーションが崩れてしまうという悩みは多いですよね。梅雨時は、特にベースメイクが崩れやすい時期です。
朝しっかりとベースメイクをしたつもりでも「昼過ぎには崩れてしまっている」「夕方に肌色がくすんで見える」「朝と違う色のファンデーションになってる」なんてことありますよね。
そこで、メイクの仕方とメイクスポンジを見直すだけで、簡単にファンデーションの崩れを防ぐ方法を5つご紹介します。
ベースメイクが崩れる原因はスポンジにあり!?スポンジをチェックして!!
ファンデーションを使用する時に欠かせないのが「スポンジ」ですが、綺麗な状態に保てていますか?メイク講座を開催した際、汚れた状態のスポンジを使用している方がなんと全体の9割!!茶色くなっていたり、酷くなるとグレー?しかも触るとやや湿っている状態の物も・・・。そんな状態のスポンジを使用していればメイクが崩れるのは当たり前。スポンジに付いた皮脂や油分をそのまま放って置くとドンドン酸化してしまいます。酸化したスポンジでメイクすると、ファンデーションの酸化も進み、メイク崩れの原因に!!
お掃除をする際に汚れた雑巾で掃除をしても綺麗にならないし、油分がついた状態の雑巾で掃除をすると逆に汚れてしまいますよね。汚れて酸化したスポンジでメイクするのは汚れた雑巾で掃除するのと同じこと!!と、考えると恐ろしいことですよね。
更に悪いことに、汚れたスポンジでファンデーションを取る度に、ファンデーション自体もどんどん酸化します。時折見かけますが、固形ファンデーションの一部が酸化して変色してしまった状態になってしまうことも。盲点かもしれませんが、スポンジを綺麗に保つのは大切なこと。特に湿度の高い梅雨時に汚れたスポンジを使用していると菌も繁殖して一気に汚肌に!!毛穴のトラブル、ニキビや皮膚トラブルも招きます。ファンデーションで使用するスポンジやパフ類は、必ず専用クリーナーや中性洗剤でしっかり洗って干して、しっかり乾かして綺麗な状態をキープしてくださいね。洗う目安としては、ファンデション片面の半分を1回のメイクで使用すると両面で合計4回清潔な状態で使えるので、4回使ったら即洗う。パフも4~5回使ったら、洗ってくださいね。洗うのが面倒臭いという方は無印良品やドラックストア等に大量に入って売っている便利な使い捨てスポンジでもOK。使い捨てスポンジを選ぶ際は、なるべくキメの細かいものを選んでくださいね。
リキッドファンデーションの仕上げはスポンジで叩いて!
次に大切なのが、しっかりリキッドファンデーションを肌に密着させるために、スポンジを使用して仕上げること。(もちろん綺麗な状態で)リキッドファンデは塗ったまますぐに上から固形もしくはパウダーファンデーションを使用すると、リキッドファンデの余分な油分がついたままでベースメイクを仕上げてしまうことになります。
リキッドファンデの後にスポンジでポンポンっと肌全体を軽く叩いて仕上げることで、肌にしっかり密着し、メイクの厚みを薄くし、余分な油分を除去することが出来ます。そうするとメイクが長持ちします。厚みがあるまま仕上げると、厚塗りメイクに見えるだけではなく、メイク崩れが雪崩のごとく一気に崩れてしまうことに・・・。スポンジで薄くすることで厚塗り&崩れを軽減♪その際、範囲の広い頬や額・顎から始めて、口周り、鼻周り、目の周りの細かい箇所は細かく行ってください。特に油分の多いTゾーン(額・鼻)は丁寧にしっかりと。
ファンデーションの塗る順番で崩れ防止を!
ファンデーションは塗り方が大切!まずは順番のチェックを!
時折見かけるのが、ファンデーションを鼻から塗る方・・・。顔の中でも最も高さのある鼻を最初にぬると、鼻の部位が厚塗りに・・・。しかも高い位置が濃いと、メイクが濃く見えるし、厚塗りすれば崩れの原因にも!皮脂量の多い鼻は最後の方でOK。最初はスポンジ同様範囲の広い頬・額・顎から始めて、その後に口周り、鼻周り、目の周りの範囲の狭い部位の順で塗って下さいね。その際、細かい部位やTゾーンは丁寧に。リキッドファンデーションは指先で叩き入れるように、頬等範囲の広い箇所は3本指の全体を使って内側から外側に軽く叩くように伸ばします。一気に伸ばしてもムラが出来るので、細かく行ってください。肌に密着して、綺麗に仕上がるので、メイク崩れを防げます。固形やパウダリーも同様に。細かい部位はスポンジやパフを半分に折って使用すると使いやすいですよ。
酸化防止とUVカット効果のある下地を使用して
メイク下地には、酸化防止とUVカットの効果のある物を選ぶと良いです。酸化する時間を遅らせる効果のある下地を使用することでメイク崩れを防げます。また、紫外線もメイク崩れの原因になるので、UVカットの効果もあると良いですね。下地を使用した後にリキッドファンデーションを使用する際は、一度軽くティッシュオフして余分な油分をオフすると更に効果的です。その後に両手で顔全体を覆うようにしてしっかりお肌に密着させてから、メイクをすると崩れ防止になります。また、汗を多くかく時期は、メイクが崩れないように涼しい場所でメイクしてください。メイクをしている最中から汗だくでメイク崩れしてしまっては意味が無いですね。化粧水でしっかりパッティングして、皮膚温を下げてから行うことも忘れずに。
仕上げにパウダリーが大切
べースメイクの仕上げにはパウダリーが大切。パウダーファンデーションは油分が最も少なく、汗や皮脂を吸収する効果があるので、是非仕上げにプラスしてくださいね。
たまにリキッドだけでベースメイクをしているという方がいらっしゃいますが、汗をかいてしまうと、メイクが崩れてしまいます。メイク崩れの原因は皮脂と汗。せっかく綺麗なスポンジを使用して、丁寧にリキッドファンデーションをしても仕上げを省くことでメイク崩れしてしまうことになってはもったいないですね。また、メイク直しにもパウダーが向きます。持ち運ぶのが面倒な際は、パフに予めパウダーをしっかりと入れ込んで、パフだけ小さなケースに入れて持ち運ぶと便利です。
メイク直しの際は、あぶらとり紙ではなく、ティッシュオフを。あぶらとり紙を使用することで、皮脂が足りないと判断して、皮脂量を更に増加させてしまいます。汗や皮脂は、軽くティッシュで抑えてから、パウダーファンデーションで抑えましょう。
アドゥシールではメイクレッスンも行っておりますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さいませ。