塩もみ野菜とアレンジの効く鶏飯
鶏飯(けいはん)は本来ほぐした鶏肉・錦糸卵・干し椎茸・パパイヤの漬物・薬味等を炊きたての白飯に乗せて鶏ガラで出汁をとった熱々のスープをかけていただく鹿児島県奄美諸島の郷土料理。寒い冬でも美味しく、さっぱりしていて食べやすいので暑い日や疲れた日でも1年中美味しく食べれるので私もよく作ります。 ただ、本来の材料では手間の割にどうしても野菜不足になるのが気になったので、今回はチキンベジブロスを応用したスープと塩もみ野菜を使って栄養バランスの良い1品にアレンジしてみました。塩もみ野菜は多めに作っておけば翌日もそのままでおいしいおかずになりますし、色々なおかずにアレンジもできます。コロナ禍で毎日のお料理が大変な時期ということで、今回は余った材料で色々と応用できるレシピに仕上げました。アレンジお料理の紹介はブログの最後で。まずは、材料と作り方を♪
塩もみ野菜と鶏飯(けいはん)の材料
塩もみ野菜
キャベツ(3枚)
小松菜(2束)
人参(1/4本)などお好みの野菜と分量の1~2%の塩
スープ
鶏むね肉1枚(皮を剥ぐ)
皮つきショウガ薄切り2枚
長ネギの青部位2本分程度
しいたけ甘煮
干し椎茸または椎茸 5~6枚
★出汁100ml・醤油・味醂各大さじ1
★砂糖小さじ1
錦糸卵
卵1個・塩少々・砂糖小さじ1
お好みの薬味・・・果実の皮・ネギ・長ネギ・ゴマ等
塩もみ野菜と鶏飯(けいはん)のつくり方
抜き、弱火にしてことこと20分むね肉に火が通るまで煮る。粗熱がとれたら、その日使う量だけ鶏むね肉を手で細く裂いておく。残りの胸肉はそのままスープごと保存容器に移しておく。
② 塩もみ野菜の準備 キャベツと人参は千切り、小松菜は小口切りにしてそれぞれをボウルに入れて分量の1~2%(好みで調整)の塩を加えて軽くつかみながらもんで水気を出しやすくしておく。野菜の上にラップをかけてボウルを画像のように積み重ねて重しの代わりにし、20分程度おき、水けを絞る。ボウルが複数無い場合は、それぞれの野菜と塩をビニール袋に入れ、空気を含ませた状態で口をしっかり持ち全体に塩が混ざるよう振った後、空気をしっかり抜いた状態でビニールの口を縛り真空状態にして20分置いたら水気を搾る
③ 椎茸の甘煮の準備 鍋に★マークを入れて、沸騰したら戻しておい干し椎茸または生の椎茸を入れて中火で水気が無くなるまで煮る。容器に移し、粗熱がとれたら千切りにする。
④ 錦糸卵の準備 卵1個に砂糖小さじ1と塩を少々入れたものを薄焼きにし、錦糸卵を作る。
⑤ 盛り付ける 茶碗にご飯・塩もみ野菜・椎茸・卵・好みの薬味をのせ、①で作ったスープ600mlに対して小さじ2の薄口醤油を足して煮立たせたものをかけていただく。
余った材料でアレンジ料理を楽しもう
余った塩もみ野菜は保存袋またはガラス瓶に移して冷蔵庫で保存、鶏むね肉はスープごと保存容器に移して冷蔵庫で保存するとパサつかずに美味しく保存できます。どちらも冷蔵庫で2~3日保存可能なので材料よりも多めに作っておいて、そのまま食べたりアレンジ料理して楽しみましょう。
水菜と鶏肉のサラダ 余った鶏むね肉を裂いたものと、4cm程度に切った水菜をボウルに入れて(醤油・お酢を各大さじ1、ごま油小さじ1・砂糖小さじ2)を混ぜたものと和えて、白ごまを振りかける 。ほかにもクレソンや春菊でも美味しくできます。
塩もみ野菜と鶏肉のサンドウィッチ 塩もみ野菜+余った鶏肉を裂いたもの+マヨネーズ+チーズをバターとマスタードを塗ったパンに挟んでサンドウィッチにしても美味です。
人参はツナとあえて少量の醤油をかけるだけでも!小松菜はご飯と混ぜてオニギリにすると見た目も綺麗でおいしいです。いろいろとアレンジが出来て便利なので、せっかくなら多めに作って後で楽しましょう♪