ボディケア

糖質制限ダイエットはリバウンドしやすい?・・・

上手に糖質・炭水化物を摂ってダイエット

 前回、リバウンドしないダイエット食事編の記事で「ゆっくり噛んで食べるコツ」をご紹介しましたが、今回は、炭水化物抜きダイエットや糖質制限ダイエットのデメリットと、ダイエット中の炭水化物の摂り方ついてご紹介したいと思います。炭水化物・糖質は摂りすぎるともちろん太りますが、バランスよく適量に摂取することが大切です。

糖質制限のデメリット

チョコレート

 てっとり早く体重を落とすために炭水化物抜きや糖質制限によるダイエットを実行される方もいらっしゃいますが、リバウンドしないダイエットが目的の場合は、個人的にオススメしません。

 炭水化物・糖質はエネルギー源になるので、身体や脳にとって必要不可欠。摂取量を極端に減らすことで体温が下がってしまったり、脳の栄養が不足することで頭の働きが鈍くなったり、イライラしやすくなったり、主食を摂らずにおかずだけ食べると、知らないうちに脂質を摂りすぎてしまい、結果太る原因になることも。一番の問題点は、糖質を極端に制限した食生活を続けた後に、通常の食生活に戻した時に、一気にリバウンドする可能性が高いということ。

炭水化物・糖質は上手に摂取

チョコレートドリンク

 炭水化物や糖質は極端にカットすることより、バランス良く摂取する方が良いのですが、気づけば摂りすぎてしまうことも多いので、ちょっとした工夫が必要。食事の際に、ご飯を軽く一杯はOK。でも2杯以上はもちろん摂りすぎ。前回ご紹介した「ゆっくり噛んで食べる」ことで食べ過ぎを防げます。どうしも甘いものが欲しい時には空腹時より食後に摂取したり、ココアやホットチョコレートのような熱くて甘いものを摂取すると、ゆっくり飲むので量を制限しやすいです。実際に実験してみると、チョコレートだと一箱食べれる私でも、ホットチョコレートだと半分も飲めません♪アルコールを、日本酒やワイン・ビール等の糖質の高い醸造酒から焼酎やウイスキー等の糖質0の蒸留酒に変えるのも効果的。ちょっとした工夫を取り入れて、無理なく糖質を減らすと長続きするので、リバウンド率も減ります。

主食はパンよりご飯

米

 私の経験上、主食はパンよりご飯がオススメ。海外留学時、パン中心の生活をしていたので、なんと1カ月でいきなり7kgも体重が増えました!!帰国後お米中心の生活をするだけで逆に7kgすぐに落ちました。咀嚼回数も増えるので、ダイエットするなら主食はご飯がオススメです。腹持ちも良いし、お米に合うおかずはパンに合うおかずよりも脂質が少ないものが多いですよね。しかも、パン自体にも脂質が多いです。

摂らないより効率良く使う方が良い

豚肉

 効率良く糖質をエネルギーとして代謝するには、ビタミンB1が必要。含有量の多い豚肉・玄米・レバー・うなぎ・大豆類等を意識して摂取すると良いでしょう。また、ビタミンB12には疲労回復効果、筋肉疲労の予防・神経細胞の活性化等の効果あります。糖質を減らしたり、摂らないことばかり意識するのではなく、効率よく使うことを意識することが大切ですね。適度な運動をプラスすると更に効果的です。

関連記事