冬が旬のごぼうをつかった「ごぼうのたたき」の作り方
冬が旬のゴボウには栄養素がたっぷり含まれています。
食物繊維が豊富で知られているゴボウですが、実はビタミンB群やビタミンC:美肌効果のある栄養素で、肌のターンオーバーを促進し、シミやシワを防ぐ効果が期待できます。
さらに不溶性・水溶性両方の食物繊維を多く含むため、便秘対策や腸内環境を整える作用に加えて血中コレステロールを下げる作用にも優れているため、食べ過ぎが増える年末年始のこの時期には積極的に取り入れたい食材です。
野菜は特に皮の部分に栄養素を多く含むのでゴボウの皮はなるべく剥かずにタワシを用いて泥や汚れを洗い流す程度に留めて調理すると効率よく栄養素を取り入れることが出来ます。また、水にさらすとでるアクにはポリフェノールが多く含まれているので、さらす時間は短めに!
今回ご紹介するごぼうのたたきはごまをたっぷり使います。ごまに含まれるセサミンがコレステロールの減少効果や脂質代謝の促進などのダイエット効果、さらに疲労機能を改善する効果があるので食物繊維の多いゴボウと一緒に摂取することでダイエット・健康維持のための効果も期待できます。
冷蔵庫で3~4日保存可能で日常の副菜としてもお節料理にもおすすめです。
年末年始の暴飲暴食対策に是非お試し下さい。
材料
● ごぼう 3~4本 250~300g程度
● 白ごま 大さじ4
A 醤油 大さじ4
出汁 大さじ5
酢 大さじ5
みりん 大さじ3
砂糖 大さじ3
作り方
1 ごぼうはたわしで軽く洗います。皮の部分に栄養素が多いので包丁ではなくたわしでゴシゴシ洗う程度がおすすめです。
たわしが無い場合はアルミホイルを丸めて代用すると良いです。
2 酢水(分量外)にさっとつけます。その間に ゴマは擦り棒で半擦り程度にし、Aの材料を計って小鍋に準備しておきます。
3 大きめの鍋またはフライパンに湯を沸かし、酢(分量外)を少量入れて鍋に入る長さにカットたゴボウを入れて歯ごたえが残る程度の固さになるように2~3分茹でて水気を切ります。
4 ゴボウを茹でている間に小鍋を火にかけAの材料を沸騰させ、すり鉢に入れて混ぜます。
5 ゴボウが熱いうちに擦り棒で軽くたたいてから4cm程度の長さに切りそろえ、太い部位は縦半分に切ります。
6 ごまとAの材料が入ったすり鉢にゴボウを入れて全体にまぜ合わせ、粗熱がさめたら保存容器にうつして冷蔵庫で寝かせます。
4~5時間後からが食べごろです。
※ごぼうもAの材料も温かいうちに混ぜ合わせます。