40歳から特に気になる首のシワ対策
人が見た目で年齢を判断する時に、真っ先にチェックするのはお顔のお肌の状態ですが、次に目が行くのが、首!!お顔の皮膚と同様に老化が現れやすいのが首の皮膚です。因みに、手の甲・膝・かかと・そして自分で気が付きにくい肘も年齢が出やすい部位です。お顔のスキンケアはしっかりしていても、首のケアは意識しないと、ついつい気を抜いてしまいがちになります。首のシワは残念ながら、お顔と違ってメイクで誤魔化すことも出来ません!!
首のしわ対策は毎日コツコツ取り入れないと、なかなか効果が現れないので、日常のスキンケアと同様に毎日行うことが必要になります。 また、首のシワの原因はお手入れ不足だけではありません。日常生活に潜む首のしわを増やす習慣を3つ見直して、しわ対策を!!お顔は綺麗でも首のシワが目立つことで、実年齢よりもずっと老けて見られてしまいます。首のシワがあることで、老けて見えてはもったいないので、深いシワが出来る前にしっかりと対策が必要です。
お顔7割:首3割のホームケアで保湿
私のオススメは朝晩ホームケアをする際に、お顔7:首3の割合でケアをするように気を付けることです。そうすることで、自然と首のシワ対策になります。特に、化粧水・美容液・クリームまたは乳液・日焼け止め類はしっかり首まで伸ばすように心がけてください。首の皮膚は何もしないでいると、乾燥してシワの原因になるので、お顔同様しっかり保湿ケアをすることを忘れずに!!
方向は顎の下から鎖骨下に向かって下げるように行います。首の皮膚は薄いので、お顔同様、力を入れずに優しく行いましょう。上を向いた状態でしっかり首のシワを伸ばして行うと効果的です。掌全体をしっかりと首に乗せてゆっくり鎖骨までリンパを流すように両手で交互に使って行ってください。首のシワは横に入っていますが、横に向かってマッサージするのではなく、縦の方向へマッサージすることを忘れずに!!上から下へ向かう縦方向のマッサージをすることで、首のシワ対策に効果があります。
紫外線にさらされることでシワが増える
以前、日焼け止めは毎日必ず の記事でもご紹介したように、日焼け止め対策は1年中必要です。お顔の紫外線対策はしていても、首の対策は、ついつい日焼け止めを塗り忘れてしまったり、面倒だったり・・・と怠ってしまいがち。
紫外線の中でも特にUVAは、真皮まで到達し、皮膚のハリや弾力に関係の深いコラーゲンやエラスチンの繊維質を変質させてしまい、シワやタルミ等のトラブルの原因になるので、特に気を付けて対策したいものです。日焼け止めにはUVAに対しての効果を「PA」で表記されています。「PA」の後の「+」の数が多いもの程UVAに対しての効果が高いので、+の数を確認してから選びましょう。
首の皮膚は1年中紫外線にさられていることが多いです。お顔は日焼止めとファンデーションでしっかり保護、身体は洋服を纏っていますが、首はそのまま放置状態。夏場に首回りにスカーフでもしようものなら暑いし、首が隠れるタイプのトップスも避けがち。首周りは温めると体感温度が上がるので、特に夏場は涼しく過ごすために首周りが広い服を選びがちです。
首周りに日焼け止めを塗ると、襟周りが汚れてしまったり、ベタベタ感が気になることもあります。首周りの日焼け対策で、私のオススメはソティスのサンプロテクティブフリュイド!SPF50 50ml 6,800円(税別)(写真左)でしっかり予防し、赤外線もカットする優れものです。マットな仕上がりで汗をかいても白浮きしにくいので首周りにつけても気になりません♪お顔から首までしっかりケアすることで夏場の紫外線&赤外線対策に最適です。
姿勢が悪いとシワが増える
首のシワを増長させる原因の1つに姿勢もあります。以前姿勢と表情筋とたるみについての記事でもふれましたが、姿勢の悪さもたるみの原因に!!特に猫背の方、お腹に力が入らない姿勢でデスクワークをしている方は要注意!!鏡の前でお腹にしっかり力を入れて背筋を伸ばして姿勢を正してみると、鎖骨がまっすぐ綺麗な状態になることが分かります。逆に背筋を曲げて、お腹の力を抜くと、鎖骨がななめ上に上がってしまいます。
この時に、首の長さを比べてみると分かりやすいのですが、姿勢が良い状態と悪い状態では首の長さが変わります。姿勢が悪いと、鎖骨が斜め上に上がり、肩が上に盛り上がり、首のシワも目立ち、首が短く見えてしまいます。見た目の印象も姿勢が悪い時の方が老けて見えます。更に、顎のタルミも目立ってしまいます。
ただでさえ、重さのある頭部を細い首で支えているので、シワが入りやすいのは当たり前なのですが、姿勢の悪さでシワやタルミを増長させてしまったり、見た目の印象が老けて見られるのは残念ですよね。姿勢を正して首を伸ばして肩を丸めず、お腹と背中に力を入れて・・・と意識すると、首だけでなく、フェイスラインのたるみ、腹部の引き締め効果も同時に期待できます♪
寝る時の姿勢で気をつけたいのが、枕の高さです。高すぎる枕だとしっかり首の全面にしわが入るのがわかりますよね。逆に低すぎると首の背面にシワが入りますし、枕無しだと首周りがむくみやすくなることもあります。自分に合う少し低めのものに変えることも大切です、タオルを折って好みの高さにしても良いですね。
首のシワは出来てしまってから気を付けても、直ぐに改善できるものではないので、早めに、毎日、意識して行うことが大切です。