スキンケア

たるみとほうれい線対策にチェックしたい4項目

ほうれい線の原因はたるみ!!

お肌の悩みで多く耳にするのが「ほうれい線」です。ほうれい線の原因は、シワではなく「タルミ」!!「タルミ」が原因のため、ほうれい線が現れると、一気に老け顔に!!放っておくと、どんどん深く、くっきりとなり、何も対処しないでいると自然に消えることは決して無いので、ほうれい線の対策はしっかりしたいものです。今回は、タルミとほうれい線の危険度チェック、タイプ別に自宅で出来るたるみ・ほうれい線対策をご紹介。特に40代からは目立ってしまう「ほうれい線」日頃のケア、日常生活等の注意点を抑えて、しっかり対策をしましょう。

ほうれい線危険度チェック

ほうれい線が目立つ原因は様々です。まずは、日頃の生活習慣とお肌のケアの仕方をチェックしてみましょう。下記項目で当てはまることが多い方は要注意!!お肌がたるみやすく、ほうれい線が目立つ可能性が大です。

  1. 姿勢が悪い、または猫背
  2. 腹筋または背筋が少ない
  3. デスクワークが多い
  4. よく肘をつく癖がある
  5. 長時間パソコンや携帯を使用する
  6. 美容液を使っていない
  7. クリームは苦手で乳液を使用している
  8. クレンジング、洗顔の洗い流しは20回以下
  9. 頬の毛穴が縦長に広がっている
  10. 化粧水はコットンでパッティングせずに手で延ばす
  11. 顔がむくみやすい
  12. 濃い味付けのものを好む
  13. アルコールを摂取するまたはカフェインを多く摂取する
  14. 食事の際、片方ばかり使って噛む癖がある
  15. 水分をあまり摂取しない
  16. 入浴はシャワーのみで湯船に浸からない
  17. 寝る時にうつぶせまたは横を向いて寝る癖がある
  18. 体温が低い、冷え性
  19. 無表情でいる時間が長い
  20. 慢性的に運動不足

姿勢の悪さが原因でたるむタイプ

姿勢の悪い女性

 チェック項目の中で1~5に当てはまる項目がある方は、姿勢の悪さが原因でたるみを招くタイプ。前回、額のシワの対策についてご紹介しましたが、お顔の皮膚はそのまま頭皮まで繋がっています。さらに顔の表情筋は、背中まで筋肉が繋がっているので、姿勢の悪い方はお顔がたるみやすくなります。鏡の前に立って、肩を前の方にくるようにし、お腹に力を入れずに前傾した姿勢をとった時と、肩を後ろに引き、鎖骨をまっすぐに整え、お腹に力を入れた姿勢をとった時のお顔の印象を比べてみると分かりやすいです。姿勢が悪い時のお顔はタルミが目立ち、首も短く見えて、顔が大きい印象に。逆に姿勢をただすだけで、たるみが軽減され、首が長く、小顔の印象に変わります。姿勢と顔のたるみやほうれい線は深く関係しているので、デスクワークの際にもしっかり背筋を伸ばしてお腹に力を入れて、綺麗な姿勢を保つことを是非、意識してみましょう。最近では、20代のお客様でもほうれい線を気にしてる方がいらっしゃいます。携帯電話を使用する時間が長く、前傾した姿勢を長時間保っているため、若い方でもほうれい線やたるみが気になるという声を頂きます。姿勢は大切ですね。

スキンケア不足が原因でたるむタイプ

スキンケアをする女性

 チェック項目の中で6~10に当てはまる項目がある方は、スキンケア不足。ほうれい線やたるみ対策としては、毎日のスキンケアが大切です。特に美容液には美容成分が凝縮されているので、必ず取り入れるようにしましょう。また、乾燥はたるみを増長させる原因になるので、30歳以上の方は、乳液でなはくなるべくクリームを使用して保湿力を高めるようにしましょう。クレンジング、洗顔の洗い流しが雑な方は、せっかく使用する化粧品も、毛穴が詰まった状態で、皮膚に浸透させにくくなっています。また、洗い流しの回数が少ない方は、残念ながらスキンケアが雑な方が多い傾向にあります。クレンジング洗顔は、すすぎを丁寧に行って、クリーンな毛穴をキープしましょう。強めのシャワーで洗い流すのもたるみの原因になるので、なるべくシャワーですすぎを行わないように。どうしても!!という方は、水圧を下げて。頬の毛穴が縦長に開いている方は要注意!!既にたるみが現れている状態です。化粧水はコットンで丁寧にパッティングを行うことで、皮膚のハリがアップし、毛穴が小さくなりますよ。「美肌は1日にして作られず」!!毎日コツコツ頑張ってたるみのない美肌をキープしましょう♪

食生活やむくみが原因でたるむタイプ

健康に悪い食事

 チェック項目の中で11~15に当てはまる項目がある方は、食生活や浮腫みが原因に。味が濃いものを好む方、インスタント食品やコンビニ食品を多く摂取する方は、塩分摂取量が多くなり、浮腫みがちに。

 水分の摂取量が少ない方も要注意です。1日に必要な水分量は体重×0.4ℓと言われています。50kgの方だと2ℓが目安。(但し、アルコールやカフェインを除いて)アルコールや、カフェインは利尿効果が高いので、量を調整して、1日2杯までに抑えましょう。普段あまり水分を摂らない方が急に水分量を増やすと、慣れるまで浮腫みやすくなるので、はじめのうちは無理せず少しずつ量を増やしてみましょう。浮腫みは不要な水分が溜まっている状態なので、重くなってしまします。不要な水分がたくさん顔にぶら下がって重くなり、その重さで下垂してたるんでしまうという事になります。適切な量の水分を摂取することはリンパの流れを促すことに繋がるので、むくみ対策になります。水分は、一気飲みでなはく、チビチビと摂取して下さいね。噛み癖がある方も、片方の頬がたるみやすくなったり、フェイスラインが崩れてしまう原因になるので、食事の際は両方の頬を同じ回数使うように心がけましょう。

生活習慣が原因でたるむタイプ

ランニングをする女性

 チェック項目の中で16~17に当てはまる項目がある方は、冷えや生活習慣が原因。身体が冷えると、リンパの流れも滞り、むくみやすくなり、化粧品の浸透性も低下することに繋がります。週に2回以上は湯船に浸かり、体温を上げてむくみを取り除くようにしましょう。寝る時の姿勢も大切ですね。うつ伏せや横向きの姿勢で睡眠をとると、長時間皮膚に負担をかけることによって深いシワが入ったり、タルミやすくなってしまいます。朝起きた時にくっきりとした線がお顔に現れている方は特に気を付けてくださいね。

慢性的な運動不足の方は、体温が下がり、血液の循環・リンパの流れも滞りがちに。特に第二の心臓と言われるふくらはぎを鍛える運動を取り入れることが望ましいです。また、無表情でいる時間が長い方は表情筋を使わない時間が長くなり、タルミの原因に!!身体もそうですが、使わない筋肉は衰えてしまいます。ほうれい線やタルミ対策には、お顔の筋トレも必要です。そこで、自宅で簡単に出来るお顔の下半分の表情筋を鍛える方法を3つご紹介致します。

1)噛み癖がある方や、片方のフェイスラインが落ちている方は・・・口を閉じた状態で鼻から息を吸い込んだら、頬全体に行き渡るように空気を貯めます。その後、右の頬に空気を移動させて5秒キープ。次に左の頬に空気を移動させて同様に5秒キープを繰り返し3~5セット。その際、たるみの気になる方、噛み癖の無い方の頬を多めに行い、顔のバランスを整えましょう。

2)頬の筋肉の衰えを感じる方は・・・1)同様、口を閉じた状態で鼻から息を吸い込んだら、頬全体に行き渡るようにしっかりと空気を貯めてそのまま5秒間キープします。次に、全ての空気を抜いて口をすぼめた状態で頬のお肉を内側へ吸い込むようにした状態で5秒キープします。5回セットで繰り返しましょう。

3)むくみが気になる方は・・・軽く口を開けた状態でリラックスし、グーの手で両方の耳の前の頬骨の下あたりの硬くなっている箇所に手を当て、軽くほぐすようにしながら円を描くように動かし、ほぐします。(場所が分かりに食い方は奥歯を噛んだ時に動く場所)

まとめ

ほうれい線やたるみは女性にとって深刻な問題です。原因が分からないと対策もとれないので、チェック項目の多い箇所から対策を始めてみましょう。2つ以上の項目に対策が必要な方は、一つずつ出来ることからはじめてみましょう。一気に全部しようとして続かなくなるより、一つずつからでも習慣づけるようにすることが大切です。

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