レシピ

かぶとベーコンのベジブロスープ

 前回はベジブロスを使った具沢山のスープをご紹介しましたが、今回はホールフード協会で学んだベジブロスを使ってシンプルに2種類の材料だけで作れるスープを!どの野菜を使ったスープを作ろうかと迷っていた時に「最近よく貰うんだけど、かぶは漬物以外使い道がないんだよね・・・・」という声を聞いたので早速それ!ということで今回はかぶをまるごと使ったスープのレシピです。

かぶとベーコンのベジブロスープの材料

スープの材料

材料(2人分)
かぶ(葉がついたもの) 2個
ベーコン 50g
しろたまり又は薄口しょうゆ 小さじ1
ベラックペッパー 少々
オリーブオイル 大さじ1
ベジブロス 500㎖

ベジブロスが無い方は、水500㎖にベジブロスパウダー大さじ1またはコンソメ顆粒小さじ1で対応してください。

ベジブロスの作り方

かぶとベーコンのベジブロスープの作り方

スープ作り方1

1)カブは皮をむき、サイズによって4等分から8等分の食べやすい大きさカットする。葉と茎の部分はそれぞれ5mm程度にカットしておく。ベーコン薄切りにする。※薄切りタイプのものは3cm幅にカットする。

材料を炒める

2)鍋にオリーブオイルを入れて温め、ベーコンを炒める。ベーコンの油分が溶けてきたらカブの実の部分を入れて全体に油がなじんだら、ベジブロスを入れ沸騰するまで温めアクを取り除き、弱火にする。

スープ作り方3

3)カブに火が通ったら、茎の部分を入れてしろたまりまたは薄口醤油を足す。その後葉の部分、胡椒を入れて味を調える(味が足りない場合はお好みで塩を一つまみ追加して調整)

材料は全て50℃洗いで下処理するとより美味しく頂けます♪特にベーコンは洗ってみると余分な塩分や酸化した油分を取り除けるのでおすすめです。

50℃洗いの方法

ベーコンの選び方

ベーコンは疲労回復や糖質の代謝促進効果の高い「ビタミンB1」を多く含む栄養価の高い食品である一方で肉の加工食品は身体に悪いと言われることもあるので選び方を知ることが大切です。どのベーコンを買うか迷ったら商品に表記されている原材料をチェックしてみましょう。原材料に添加物・着色料の使われていないものを選ぶようにすると良いです。因みによく「無塩せき」と表記されているものならOKと勘違いされることもありますが、無塩せきは商品を作る工程で発色剤を使わずに塩漬けしたというだけで無添加というわけではないので、原材料もチェックして選ぶことをおすすめします。
原材料にはその食品に使われている重量の割合いが多いものから順に表記されています。画像はオーガニックを取り扱うお店で購入した添加物の入っていないベーコンの原材料のですが、豚バラ、食塩、黒砂糖、香辛料と表記されています。とてもシンプルで材料が何なのかはっきりと分かるものが表記されていますね。 添加物が入っている食品は原材料に表記される際、それ以外の材料とは別に表記されるか、「 / 」の後に表記されているので、添加物が入っているかいないかは原材料を見れば簡単に確認できます。肉の加工食品が身体に悪いと言われるのは添加物・着色料等を多く含むから。一般的に売られているベーコンには豚肉・食塩の後に水あめ・ブドウ糖・などの糖類やアミノ酸などのうまみ調味料、美味しそうな色に見せるために使われる着色料や発色剤に加えて酸化防止剤・結着剤(リン酸塩など)保存剤など様々な添加物が入っています。
肉の加工食品を買うときは出来れば無添加のものを!!無添加でない場合はなるべく原材料に表記されている添加物が少ないものを選ぶようにしてみましょう。

かぶはまるごと食べよう

 カブは根の部分だけでなく葉の部分もおいしく食べられます。特に今の時期は葉付きのものが多く出回っているので是非葉のついたものをまるごと活用しましょう。カブにはβカロテンやビタミンが豊富に含まれていますので皮膚や髪の健康維持や美肌果が期待できます。また、カブの葉には抗酸化作用の強いビタミンCが根の部分よりずっと多く含まれているので、葉の部分まで積極的に摂取しましょう。

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