免疫力を上げる為に体温を上げましょう
体温が1度下がると免疫力が30%低下すると言われているため免疫力を高めるには体温を上げることが必須になります。その為身体を温める食品を積極的に摂取すること、逆に身体を冷やす食品を極力避けることが大切です。一般的に体温を上げる食品としてすぐに思いつくのが「生姜」や「唐辛子」など。特に生姜は食事や飲み物に加えるだけで簡単に摂取できますよね。私も冷えが気になる季節になるとすりおろした生姜を飲み物に入れたり、サロンでは施術前にお客様に温まっていただけるように生姜が含まれているハーブティをご提供しています。
前回のブログでは免疫力を高める為にタンパク質や根菜類の摂取についての必要性についてご紹介しましたが、今回は免疫力を高める食品と逆にNGな食品について、間食や発酵食品の選び方のコツ等をご紹介致します。食品を正しく選択するコツを知ることが体温や免疫力を高める近道に!
間食の選び方に気を付けて免疫力UP
なるべく間食は避けたいのですが、どうしても甘い物やスナック類を食べたくなることがありますよね。因みにお菓子を食べるならおやつの時間を取るのではなく、食後にデザートとして食べた方が免疫力Upにも、ダイエットにも良いです。
菓子類を食べる時に避けたいNG食品が砂糖類・バター・油・添加物の摂取ですがその中でも特にNGなのが人工甘味料・ショートニング・酸化した油(スナック菓子に多く含まれる)。これらの食品は全て体温の低下、血液をドロドロにする原因になるのでなるべく避けるようにしましょう。そのためには菓子類の選択が大切なのでポイントをまとめてみました。
・甘い物が食べたい時はクッキーやケーキなど焼き菓子を食べる代わりに干し芋やドライフルーツを食べることでバターやショートニング、生クリーム等の脂質の摂取量を減らし、糖質や人工甘味料の摂取も減らせます。また、ビタミンや食物繊維が豊富なので腹持ちが良く特に干し芋は低GI食品のため血糖値の急上昇を防ぎ、太りにくい体を作ります。干し芋やドライフルートを選ぶときは、原材料に糖質などを使っていない素材そのままを加工したもの、オーガニック製品を選ぶと良いでしょう。
(1日の目安は2~3枚程度)※干し芋はトースターや魚焼きグリルで1~2分焼いても美味しいですよ♪ドライフルーツやドライジジャーは紅茶に浮かべて飲むのもオススメ。
・チョコレートはカカオ70%以上のものを選ぶのがおすすめです。抗酸化作用に優れ、動脈硬化などの予防効果のあるポリフェノールの摂取量を増やします。また、カカオが高いほど体温を下げる原因となる糖質の摂取量も減ります。
(1日1~2欠片程度)
・スナック菓子の代わりに煎り豆を食べると酸化した油や添加物だけでなくカロリーも抑え、タンパク質の摂取量が増えます。豆は低脂肪・高たんぱく質のとても優れた食品です!!また、大豆には女性ホルモン様作用といわれる女性ホルモンのような働きがあるので更年期の方の間食にも最適です。
(1日50粒程度)
POINT 人口甘味料・脂質・酸化した油の摂取を減らすことで肝機能を整える・体温を上げる・血液をサラサラにする効果が期待できる=免疫力UPに。但し、身体にいいからと言って過度な摂取は控えましょう。
発酵食品の摂取して免疫力UP
発酵食品の摂取量を増やすためには和食中心の生活が近道。腸活と言えばヨーグルトを思い浮かべる方が多いようですが、実は日本人の腸にはやはり昔から摂取している味噌や麹や納豆などの発酵食品が適していると言われています。
味噌・醤油・酢・日本酒などの日本の伝統的な調味料は全て発酵食品の分野に含まれます。せっかく日本の調味料を摂取するならなるべく添加物を含まないものを選ぶように心がけると更に効果的です。詳しくは調味料の選び方についてはコチラでご紹介してありますが、調味料のボトルに表記されている原材料をチェックすれば一目瞭然。下記材料以外のものが含まれていないものを選ぶと良いでしょう。
醤油・・・大豆・小麦・食
味噌・・・大豆・塩・麹(米麹・麦麹・豆麹)
みりん・・・もち米・米麹・焼酎
酢・・・・米酢(米)黒酢(玄米)酒粕 アルコール
POINT 調味料を選ぶ・毎日味噌汁を飲む・納豆やぬか漬けなどの摂取・塩麹で味付けした肉や魚をおかずに使うなどの工夫で発酵食品の摂取が増え、悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌を増やし、食べ物の消化吸収を高め同時に体温を上げ免疫力を高めます。
まとめ
今回は、免疫力を高める食材についてご紹介しましたが、前回ご紹介した6つのポイントも併せて是非実践してみてくださいね。ようやく気温が下がり始めた今年の秋・冬は体温と免疫力を上げて体もお肌も元気よく過ごしましょう!!