温活のメリット
体温が上がることで免疫力や基礎代謝もおのずと上がります。
体温が上がることで免疫力が高くなるためウイルスに対しての抵抗力が高くなり、風邪やインフルエンザなどにかかりにくくなります。一般的に体温36.5℃であれば免疫細胞が正常に働くと言われています。体温がそれ以下の方は体温を上げることによって体質もかなり改善されるので是非体温を上げるための温活を日常的に心がけて免疫力の高い健康な体を目指しましょう。
また体温を上げることは美容やダイエットにも効果的です。血液やリンパの循環が良くなるため肌の血色、肌ツヤも良くなります。さらに発汗が増えることでお肌の乾燥の改善効果、毛穴に詰まった皮脂が固まりにくくなるため毛穴の詰まりやザラツキ、ニキビの改善効果にも繋がります。くすみ・毛穴・血色・ツヤ・乾燥などの皮膚トラブルの改善には体温・皮膚温の上昇が必須となります。
さらに体温が上がることで基礎代謝が上がるため太りにくい体質になります。特に筋肉量を増やすと体温が上がり脂肪燃焼しやすい体質になるので食事を減らすダイエットのようにリバウンドの心配のない身体になります。また、血液循環が良くなることでむくみが減りスッキリとしたボディラインをキープしやすくもなります。 温活は健康・体質改善・美容・ダイエットなど幅広く効果があるのです。では、どのようにして体温を上げれば良いのでしょうか?
「体温を高める」ために日常に取り入れたい温活
●筋肉量を上げるが体温UPの近道
体温を上げるための代表は「筋肉」です 産熱の源と言える筋肉量を増やすことで基礎代謝・体温ともに上昇します。特に寒い冬は外出の機会が減り、じーっとしている時間が増えて運動量が減ってしまいがち。暖房器具のスイッチを入れる前に是非運動スイッチを!
有酸素を1日30分以上取り入れることを心掛けて。ゆっくりではなく大きく腕を振って大股での早歩きのウォーキングや寒くて外出できない日は自宅で動画を利用してヨガやピラティス、筋トレなどまたはエアロバイクやルームランナーのように継続できる運動を!私は毎日エアロバイクまたは動画を見ながらの筋トレを毎日自宅で行っていますが、運動し始めてから10分くらい経過すると手の先までしっかり温まるのを実感でき、20分すぎると発汗してくるので暖房スイッチより早く身体が芯から温まります!
●体温を上げるには肝臓がカギ
産熱の源と言われている筋肉についで産熱するのが肝臓なので肝臓の機能を高めることが大切です。肝臓の働き=アルコールの分解と認識している方も多いようですが、産熱・解毒・栄養の貯蔵や分解など健康・美容に関係の深い様々な働きを担っています。冷え・睡眠不足・疲労・ストレス 等は肝機能が下がる原因になるので温活と睡眠、ストレス発散をして肝機能を高めるように心がけましょう。もちろんアルコールの飲み過ぎも気を付けて!
●体を温める食べ物を積極的に摂取して
糖質や、ビタミンCは身体を冷やす作用があります。体温が低い方は炭水化物や甘い物の過剰摂取や果物の夜の摂取などを控えましょう。 逆に身体を温める食べ物としてタンパク質やビタミンEの摂取を増やすように心がけましょう。
詳しくは免疫力を高める食品とNG食品でご紹介してます。
●入浴はシャワーより半身浴を
入浴するならシャワーだけでなく半身浴がおすすめ。特に冬の寒い時期は半身浴を日常的に取り入れやすいので是非この時期に半身浴を習慣づけて1年中半身浴を心掛けましょう。効率的に半身浴をするには死海やタラソなどの入浴剤を入れるとさらに効果的。発汗を促し湯冷めしにくくなりぐっすりと眠れますよ。 1日置きまたは毎日20分の半身浴がおすすめです。20分ずっと浸かり続けるのではなく、7分浸かってからシャンプー、7分浸かってから身体を洗ってまた7分浸かるような感じで浸かっている時間が合計20分になればOKです。
●入浴後にマッサージをしましょう
リンパの流れをスムーズにするためにマッサージを行いましょう。お風呂上りが特に効果的です。足を中心にマッサージすると身体が早く温まります。足裏 ふくらはぎ 太ももと下から上に向かって行いましょう。マッサージの仕方は下記リンク先で紹介しています。 クリームやオイルを使用してマッサージすることで冬の乾燥対策にもなります。脚では太もも、身体ではヒップ、腰周りは脂肪が厚く冷えやすい箇所なのでしっかりと保湿しましょう。
冷え対策に!簡単5STEP足裏マッサージ
動画で解説!3つのテクニック1分以内に膝下スッキリ!!
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●冷え性対策で温めたい部位
体の部位では手首 足首 首 仙骨 を温めるように心がけましょう。マフラーや手袋、レッグウォーマーやネックウォーマーなどの活用がおすすめ。使い捨てカイロを貼るなら腰より下!お尻の割れ目の上にある仙骨あたりに貼るのが効果的です。
温活によるメリットはたくさんあるので是非温活を習慣化して体温36.5℃を目指しましょう。